SBIレオスひふみ株式会社様
2003年に創業した資産運用会社レオス・キャピタルワークスの持株会社として2024年4月1日に設立。ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)により金融サービスの恩恵を全ての人々が享受できる社会の実現に向け、様々な金融サービス、ベンチャーキャピタル、金融教育などを通じて「投資の魅力を隅々までお届けする」ことを目指している。

総務部長/石川祥子様
- 導入経緯
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- オフィスリニューアルに併せてクラウド型入退室管理システムを導入
- 社員の増加に伴う管理の効率化
- 上場を機に全体のセキュリティレベルを強化
- 導入内容
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- 導入台数:18ドア36リーダー
- 設置場所:通用口、執務室、会議室等
- 導入年月:2023年8月
- 効果
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- 機密性の高いエリアを確実に管理
- アクセス権の細かい設定やログの一元管理が可能に
- 勤怠システムや受付管理との連携など、今後の拡張性が向上
オフィスをリニューアルするタイミングでセキュリティを刷新
コロナ以降に入社した社員も多くなり、以前より社内の人の動きが活発になってきたことを受けて、2023年夏にオフィスのリニューアルを行いました。部署を超えたコミュニケーションの活性化も目的のひとつで、フリーアドレスを増やし、社員同士が自然に顔を合わせられるレイアウトに見直しました。そういった空間を安心して使えるようにするためにも、これまで限定的だったセキュリティを見直す必要があると感じていました。ちょうどその少し前に上場したこともあり、執務エリアだけでなく会議室や通用口なども含め、オフィス全体のセキュリティレベルを引き上げることになりました。

柔軟なセキュリティ体制構築に必須だったクラウドシステム
以前は、執務室など限られた場所にだけ電池式の入退室管理端末を設置し、専用のPCで個別に管理していました。ただ、社内でしか操作できず、管理端末の故障リスクや運用の属人化など、課題が多くありました。オフィスリニューアルを機に「折角の機会なので一括で見直そう」ということになり、クラウド型で拡張性のあるiDoorsの導入を決めました。クラウド化によって、遠隔からでもアクセスでき、「誰が・どこに・いつ入退室したのか」をすぐに確認できるようになりました。リアルタイムでのドア状況の確認やセキュリティレベルの調整も、管理画面上で簡単に行えるようになったのは大きな変化です。

複数社を比較したうえで、コストも対応力も納得
導入にあたっては、3社の製品を比較検討しました。その中でも『iDoors』は、初期費用・ランニングコストの両面でバランスがよく、私たちの希望に柔軟に対応してくれたことが決め手になりました。初めてのお取引ではありましたが、担当の方のレスポンスも早く、資料の提供や現場対応も丁寧だったので、スムーズに導入を進めることができました。工事自体もオフィスの運用を止めずに進められるよう、3段階に分けて行いましたが、毎回しっかり立ち会ってくださり、とても助かりました。登録作業もシンプルで、スマホやICカードに加えて非常用カードの設定もできるなど、柔軟な運用ができる点にも満足しています。

機密性の高いエリアを確実に守れる安心感
私たちは投資信託の運用や販売などを行う会社であり、お客様の個人情報や資産情報を取り扱う機会が多いため、セキュリティへの意識は非常に高く持っています。特に、アナリストが在籍する運用本部、コールセンター、個人情報を扱う専門部署の部屋など、機密性が求められるエリアにはすべてiDoorsを導入しています。操作感はシンプルで、社員にとっても特に違和感なく利用できており、管理側としてもアクセス権の細かい設定やログの一元管理ができる点が非常にありがたいです。クラウド管理によって「誰が・どこに・いつ入退室したのか」がすぐに確認できるため、万が一の際にも迅速に対応できます。

受付や勤怠システムとの連携など、今後の展開にも期待
現在はおよそ150名の社員が在籍しており、出社頻度は人によって異なりますが、週に1回程度は全員がオフィスに出社する運用になっています。iDoorsの導入によって、入退室の管理がしやすくなり、社員にとっても管理者にとっても負担なく運用できていると感じています。せっかく良いシステムを導入したので、今後は受付管理や勤怠システムとの連携なども検討していきたいと思っています。社員や来訪者の動きを可視化しながら、安全性を高め、働きやすい環境を整えていけるよう、今後も柔軟に活用していきたいと考えています。

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