第1条(目的及び位置付け)
1 本利用規約(以下「本規約」といいます)は、株式会社エーティーワークス(以下「当社」といいます)が提供する入退室管理システム「iDoors」(以下「本サービス」といいます)のAPI(以下「本API」といいます)の利用条件を定めるものです。
2 本規約は、iDoors利用約款第3条第4項に定める個別規約です。
第2条(定義)
本規約において使用する用語の定義は、次のとおりとします。
- 「iDoors利用約款」:当社が別途定める本サービスの利用約款
- 「契約ユーザー」: iDoors利用約款に基づく本サービスの利用契約が有効に存続しているユーザー
- 「委託先」:契約ユーザーから直接または間接に、本APIを利用する連携システムの開発、設定、保守若しくは運用またはAPIデータの取扱いの全部若しくは一部を委託された第三者
- 「認証情報」:本APIの認証または認可に使用するAPIキー、Client ID、Client Secret、アクセストークン、リフレッシュトークン、電子証明書その他当社が指定する情報
- 「iDoorsサービス仕様書」:本APIを含む本サービスの利用料金、利用回数、対象機能、利用環境、サポートその他の提供条件を定める文書
- 「API仕様書」:本APIの接続方法、認証方法、リクエスト及びレスポンスの形式、エラー、利用制限その他の技術的事項を定める文書
- 「連携システム」:契約ユーザーまたは委託先が本APIを利用して本サービスと連携させるシステム、アプリケーション、プログラム、機器その他の環境
- 「APIデータ」:本APIを通じて取得、送信、登録、更新、削除または処理される情報及びデータ
- 「本API利用目的」:本サービスの利用または本サービスと連携システムとの連携のために本APIを利用する目的。ただし、第10条第3項に基づく承認を要する取扱いについては、当該承認の範囲内の目的に限ります。
- 「利用環境」:当社が契約ユーザーに提供、割当てまたは指定する本サービスの利用環境
- 「登録利用者」:本サービス上に登録され、本サービスによる入退室管理の対象となる個人
- 「利用申込者」:本サービスの利用を申し込み、API利用の対象となる個人
第3条(同意、適用範囲及び契約文書の優先順位)
1 本サービスの利用申込者は、本サービスの利用申込みに際し、iDoors利用約款と併せて本規約に同意するものとします。本規約は、本サービスに係る利用契約の成立時に、当該利用契約の内容に組み入れられます。
2 本規約に定めるAPI利用上の義務は、契約ユーザーが本APIを利用し、または委託先に利用させる場合に、その利用内容に応じて適用します。認証情報の発行、取得、設定若しくは保有、API仕様書等の受領、閲覧若しくは参照その他の利用準備、及び取得済みのAPIデータの取扱いには、それぞれ当該行為または情報に関する本規約の定めを適用します。本規約への同意のみをもって、APIを利用しない契約ユーザーに連携システムの構築等を義務付けるものではありません。
3 本規約に定めのない事項には、iDoors利用約款を適用します。本規約の変更については、同約款第4条(本約款の変更)の定め及び適用法令に従うものとします。
4 本APIの利用に関する契約文書の内容に抵触または矛盾がある場合、本規約に別段の定めがある場合を除き、次の順序で優先して適用します。ただし、個別に合意した文書に異なる優先順位を明示した場合は、その定めによります。
- 個別の申込書、注文書その他当社と契約ユーザーとの間で個別に合意した事項
- 本規約
- iDoorsサービス仕様書
- API仕様書
- iDoors利用約款
5 本規約が引用するiDoors利用約款の条番号が改定により変更された場合、その引用は、変更後の同一または実質的に同等の内容を定める条項を指すものとします。
6 委託先は、当該委託に基づく利用のみを理由として当社と直接契約することを要せず、契約ユーザーの責任及び管理の下で本APIまたはAPIデータを取り扱います。委託先に遵守させる義務及びその行為に関する契約ユーザーの責任は、第7条の定めによります。
第4条(利用資格及び利用開始)
1 本規約が利用契約の内容となっている契約ユーザーは、自己に提供された利用環境において、本規約及び当社が定める提供条件に従い本APIを利用できます。委託先は、第7条に従い、委託元である契約ユーザーの利用環境において本APIを利用できます。ただし、第16条による利用停止または利用権の終了等がある場合は、その措置に従うものとします。
2 前項の契約ユーザーは、本APIの利用開始に際し、別途のAPI利用申込みまたは本規約への同意手続きを行う必要はありません。ただし、本規約、iDoorsサービス仕様書、API仕様書または個別の合意に定める個別承認、有料オプションの申込みその他の手続きは、この限りではありません。
3 自己の利用環境において本APIの開発、接続試験その他の検証のみを行う者も、本サービスの利用契約を締結するものとします。委託先が委託業務の範囲で行う検証には、第7条を適用します。
4 契約ユーザーは、第10条第3項その他本規約に基づき当社が個別に承認した事項を変更する場合、変更前に当社へ通知し、必要な承認を得るものとします。
第5条(利用目的及び利用範囲)
1 契約ユーザーは、本API利用目的並びに本規約、iDoorsサービス仕様書、API仕様書及び個別の合意に定める範囲内で本APIを利用するものとします。
2 契約ユーザーは、自己の利用環境及び正当なアクセス権限を有する拠点、ドア、登録利用者、入退室履歴その他の情報に限りアクセスできます。本規約への同意または認証情報の発行等は、これらの範囲を超える利用権限を付与するものではありません。
3 契約ユーザーが他の契約ユーザーの利用環境で本APIまたはAPIデータを取り扱う場合は、当該他の契約ユーザーから委託を受け、第7条に定める委託先として行うものとします。自己が契約ユーザーであることのみをもって、他の契約ユーザーの利用環境にアクセスすることはできません。
4 契約ユーザーは、本APIを、人の生命、身体若しくは安全に直接関係する制御、非常時の解錠、避難誘導、災害対応その他本APIの停止または誤作動により重大な損害が生じる用途における唯一の手段として利用してはならず、必要な代替手段を確保するものとします。
5 契約ユーザーは、本API及びAPIデータの利用に必要な同意、承諾、許認可その他の権限を、自己の責任において取得し、維持するものとします。
第6条(認証情報の発行及び管理)
1 APIキーは、契約ユーザーが本サービスの管理画面上から発行するものとします。その他の認証情報は、当社が指定する認証方式及び方法に従い、契約ユーザーが発行、取得若しくは設定し、または当社が発行、提供若しくは指定するものとします。
2 契約ユーザーは、認証情報の性質及び当社所定の管理方法に従い、善良な管理者の注意をもって適切に管理するものとします。秘密性を有する認証情報を第三者に開示、貸与、譲渡、売買若しくは共有し、または使用させてはなりません。ただし、第7条に従い委託先に使用させる場合または当社が別途認めた場合を除きます。
3 契約ユーザーは、秘密性を有する認証情報を、公開リポジトリ、不特定多数がアクセスできる領域、クライアント側で容易に取得できるプログラムその他漏えいのおそれが高い場所に保存または記載してはなりません。
4 契約ユーザーは、当社が別途認めた場合を除き、認証情報を連携システムまたは利用環境ごとに適切に分離し、複数の法人または契約ユーザーの間で共用してはなりません。委託先に使用させる認証情報については、第7条第3項の定めによります。
5 契約ユーザーは、認証情報の漏えい、紛失、不正利用またはそのおそれを認識した場合、直ちに、自己が実施可能な範囲で失効、無効化、権限変更等の措置を行い、または当社に必要な措置を依頼するとともに、第10条第7項及び第8項に従い対応するものとします。
6 正当な権限を有しない第三者が認証情報を不正に使用した場合、当該不正使用が契約ユーザーの責めに帰すべき事由によるときに限り、当社との関係において契約ユーザーによる利用とみなします。委託先の行為には第7条第7項を、当社及び契約ユーザー双方の帰責事由が競合する場合には第17条第4項を適用します。
7 当社は、セキュリティ上または運営上合理的な必要がある場合、認証情報の有効期限を設定し、更新、再発行、再取得、再設定、権限変更、失効または無効化等の措置を契約ユーザーに求めることができます。
8 契約ユーザーの責めに帰すべき事由による認証情報の管理不備、漏えいまたは不正利用により生じた損害については、契約ユーザーが責任を負うものとします。
第7条(委託先の利用及び管理)
1 契約ユーザーは、自己の判断と責任において、本APIを利用する連携システムの開発、設定、保守若しくは運用またはAPIデータの取扱いを第三者に委託できます。委託先の選定及び委託自体について、当社への届出または承認は不要です。ただし、第10条第3項等に定める個別承認が必要な取扱いは、この限りではありません。
2 契約ユーザーは、委託先に対し、直接または他の委託先を通じて、その性質上委託先に適用可能な本規約上の義務と同等の義務を契約により負わせ、本API及びAPIデータの取扱いを適切に管理及び監督するものとします。
3 委託先が本APIを直接利用する場合、契約ユーザーは、第6条第1項に従い、当該委託先用の認証情報を用意し、使用させるものとします。認証情報は委託先ごとに分離し、複数の委託先の間で共用させてはなりません。権限を設定できる場合は、委託内容及び本API利用目的に必要な範囲を超える権限を付与してはなりません。
4 契約ユーザーは、委託先による認証情報の使用状況を把握し、委託先が認証情報若しくはAPIデータに関するセキュリティ事故またはそのおそれを認識した場合、直ちに自己へ通知させるものとします。委託の終了、不正利用その他利用を継続させることが適切でない事由が生じた場合は、直ちに認証情報の失効、無効化等により当該委託先のAPIアクセスを停止させるものとします。委託内容または権限の変更時は、不要となった範囲のアクセスを停止させるものとします。当社がセキュリティ上または運営上合理的に必要な措置を求めた場合も、第16条に従い対応するものとします。
5 契約ユーザーは、委託先に委託範囲内でのみ本API及びAPIデータを利用させるものとし、委託先をして、秘密性を有する認証情報を他の者に開示、貸与、譲渡若しくは共有させ、または他の者に使用させてはなりません。ただし、当社所定の方法により、第3項に従って当該使用者用に用意した認証情報を、第6項に基づく再委託先に使用させる場合を除きます。
6 契約ユーザーは、自己の事前承諾なく委託先に再委託を行わせてはなりません。再委託を認める場合、委託先を通じて再委託先に第2項の義務と同等の義務を契約により負わせ、適切に管理及び監督させるものとします。再委託先がさらに再委託する場合も同様とします。再委託先が本APIを直接利用する場合も、第3項の定めによります。
7 委託先による本APIの利用及びAPIデータの取扱いは、当社との関係において契約ユーザーによるものとみなし、契約ユーザーは、これらに関する委託先の行為または不作為について、自己の行為または不作為と同様に本規約上の責任を負うものとします。
第8条(提供条件、利用料金及び利用設備)
1 本APIの利用期間、利用料金、利用回数、レート制限、対象機能、利用環境、利用可能時間、サービスレベルその他の提供条件は、iDoorsサービス仕様書、API仕様書または個別の申込書、注文書等に定めるものとします。
2 契約ユーザーは、定められた利用回数、レート制限等を遵守するものとします。当社は、これらの条件を超えるリクエストを拒否し、処理を遅延させ、または一時的に利用を制限できます。
3 本規約への同意のみをもって、本APIに係る追加料金の支払義務は生じません。有料オプションの申込み、料金の発生条件、支払方法、支払期日その他の条件は、iDoors利用約款、iDoorsサービス仕様書または個別の申込書等の定めによります。
4 契約ユーザーは、当社が提供する利用環境を除き、本APIの利用に必要な連携システム、機器、ソフトウェア、通信回線等を、自己の責任と費用で準備し、維持するものとします。
5 技術支援、問合せ対応、障害対応その他のサポートは、iDoorsサービス仕様書または当社所定のサポートポリシーに記載された範囲で提供します。
第9条(API仕様書)
1 当社は、本APIの利用に必要な技術仕様、認証方法、利用方法、データ形式、エラー及び利用制限等を記載したAPI仕様書を、当社が指定する方法で提供します。
2 API仕様書に定める認証方式、接続方法、データ形式、レート制限、エラー処理等の技術的条件は、本サービスに係る利用契約の一部を構成し、契約ユーザーはこれを遵守するものとします。
3 API仕様書に記載されたサンプルコード、参考情報その他の参考資料は、当社による保証を構成するものではありません。
4 契約ユーザーは、当社が指定する適用中のAPI仕様書及びバージョン情報を確認し、連携システムを適切に維持及び更新するものとします。API仕様書の変更及び移行期間は、第14条の定めによります。
第10条(APIデータの取扱い及びセキュリティ)
1 契約ユーザーは、APIデータについて法令上及び契約上必要な権限を有し、必要な本人その他の権利者の同意または承諾を適法に取得していることを表明し、保証するものとします。
2 契約ユーザーは、本API利用目的に必要な範囲及び期間でのみAPIデータを取得、利用、複製、保存、加工、送信または処理するものとします。ただし、法令上の保存義務を履行するために必要な範囲及び期間で保存する場合を除きます。本APIの利用終了後の保有及び利用は、第20条第2項の定めによります。
3 契約ユーザーは、自らまたは委託先を通じて次の取扱いを行う場合、あらかじめ、利用目的、対象となるAPIデータ、利用方法、提供先または利用するサービス、保存場所、利用期間その他当社が求める事項を明示し、書面または電磁的方法により当社の承認を得るものとします。
- APIデータを第三者に提供し、または公開すること。ただし、第7条に従い委託先に、本API利用目的または第20条第2項で認められる利用の達成に必要な範囲で取り扱わせる場合を除きます。
- 本APIまたはAPIデータを、契約ユーザー自身の業務上または私的な利用の範囲を超えて、第三者向けのサービス、システムまたはアプリケーションの機能として組み込み、またはこれらにおいて利用すること。
- APIデータに日本国外からアクセスし、またはAPIデータを日本国外に保存若しくは移転すること。
- APIデータを生成AIその他の機械学習モデルの事前学習、追加学習、再学習、ファインチューニングその他モデルの性能または機能の向上を目的とする処理に利用すること。
- APIデータを広告またはプロファイリングに利用すること。
- 複数の契約ユーザーに係るAPIデータを、加工、匿名化または統計化の有無を問わず、横断的に分析若しくは統合し、または商品若しくはサービスの開発若しくは提供に利用すること。
- その他本API利用目的の範囲を超えてAPIデータを利用すること。ただし、第20条第2項に従う保有及び利用そのものを除きます。
法令、裁判所または行政機関の命令に基づき前各号の取扱いが必要な場合は、当社の承認を要しません。この場合、契約ユーザーは、法令上許される範囲で事前に、事前通知が困難なときは事後速やかに当社へ通知するものとします。
4 契約ユーザーは、前項の取扱いに必要な権限、同意、通知、公表等の措置を、自己の責任で講じるものとします。当社の承認は、法令適合性または第三者の権利を侵害しないことを保証するものではありません。
5 契約ユーザーは、APIデータ及び認証情報の性質に応じ、アクセス制御、最小権限の設定、認証情報の管理、通信及び保存時の暗号化、ログの取得及び保全、マルウェア対策、脆弱性管理、バックアップ等の合理的かつ適切な安全管理措置を講じるものとします。
6 契約ユーザーは、APIデータにアクセスできる自己の役員、従業員等を必要な者に限定し、適切な秘密保持義務及びセキュリティ義務を負わせるものとします。委託先については、第7条を適用します。
7 契約ユーザーは、APIデータまたは認証情報の漏えい、滅失、毀損、不正アクセス、不正利用その他のセキュリティ事故またはそのおそれを認識した場合、遅滞なく、かつ認識後24時間以内に、判明している範囲で当社へ第一報を行うものとします。
8 契約ユーザーは、前項の場合、証拠保全、原因及び影響範囲の調査、被害拡大防止、復旧、法令上必要な本人通知及び行政機関への報告、再発防止等に対応し、当社に協力するとともに、判明した事項を随時報告するものとします。
9 当社は、本API及びAPIデータの適正な利用または本規約の遵守状況の確認に合理的に必要な範囲で、契約ユーザーに説明、報告、資料提出、セキュリティチェックシートへの回答または是正措置を求めることができます。
10契約ユーザーは、本人その他の権利者または行政機関からAPIデータに関する照会、請求または指示を受けた場合、法令に従い対応し、当社の協力が必要なときは速やかに連絡するものとします。
第11条(利用状況の記録及び監視)
1 当社は、本APIの提供、利用回数の計測、料金計算、障害対応、サポート、セキュリティ確保、不正利用防止、本規約の遵守確認及びサービス改善のため、アクセス日時、送信元情報、認証情報を識別する情報、対象API、処理結果、エラー等の利用記録を取得及び保存できます。ただし、秘密性を有する認証情報そのものを利用記録に含めません。
2 当社は、本APIまたは本サービスの安全かつ安定的な提供のため、利用状況を監視し、第8条第2項または第16条に定める事由及び手続に従い、アクセスを制御または遮断できます。
3 当社は、利用記録を、iDoors利用約款、当社のプライバシーポリシー及び適用法令に従い取り扱います。
第12条(禁止事項)
契約ユーザーは、iDoors利用約款に定める禁止事項のほか、次の行為を行ってはなりません。
- 本API利用目的、本規約に定める範囲または当社が認める方法を逸脱して本APIを利用する行為
- アクセス権限のない利用環境、拠点、ドア、登録利用者、入退室履歴その他の情報にアクセスし、またはアクセスを試みる行為
- 利用回数、レート制限、アクセス制御その他の利用条件を回避し、または回避しようとする行為
- 過度なアクセス、短時間の反復リクエスト、不適切なリトライ、大量取得等により本APIまたは本サービスに過度な負荷を与える行為
- 認証の回避、認証情報の偽装その他不正に認証を突破しようとする行為
- API仕様書で認める範囲を超える動作、通信若しくは内部構造の解析、リバースエンジニアリングまたは不正な方法による利用
- 当社の事前承諾なく、本APIまたは本サービスに対して脆弱性診断、侵入試験、負荷試験その他これらに類する試験を行う行為、または本APIの脆弱性を悪用する行為
- コンピュータウイルス、マルウェアその他有害なプログラムまたはデータを送信し、または使用する行為
- 当社、他の契約ユーザー、登録利用者その他第三者の知的財産権、プライバシー、秘密、個人情報その他の権利または利益を侵害する行為
- 虚偽または不正確な情報を登録、送信または申告する行為
- 法令、公序良俗または適用ある行政機関若しくは業界団体の指針に違反する行為
- その他本APIまたは本サービスの安全、安定的な提供若しくは適正な運営を阻害するものとして、当社が合理的に不適切と判断する行為
第13条(知的財産権及び利用許諾)
1 本API、API仕様書、サンプルコード、ドキュメントその他当社が提供する本APIの関連資料に関する知的財産権の帰属は、iDoors利用約款第24条(知的財産権の帰属)の定めによります。
2 当社は、契約ユーザーに対し、第19条の利用期間中、本規約及び本API利用目的の範囲内で本APIを利用するための、非独占的かつ譲渡不能の権利を付与します。当社の事前承認なく当該権利を第三者に再許諾することはできません。ただし、第7条に基づく委託先の利用を除きます。
3 契約ユーザーは、API仕様書、サンプルコード、ドキュメント等を、本APIの利用に必要な範囲で、当社が認める方法により閲覧及び参照できます。当社が秘密保持契約に基づきファイル形式で提供した資料または別途保存を認めた資料については、当該閲覧及び参照に必要な範囲で、自己の内部利用のための保存、複製及び印刷を行うことができます。契約ユーザーは、当社の事前承諾なく、前記の範囲を超えて資料を複製し、または資料を改変、翻案、転載、再配布、公開若しくは第三者に提供してはなりません。ただし、第三者への提供については、第7条に従い、委託先に委託業務の遂行に必要な範囲で、当社が認める方法により閲覧または参照させる場合を除きます。サンプルコードを閲覧または参照するための資料として保存または複製することは、当該コードを連携システムの一部として複製、改変または組み込むことを許諾するものではありません。
4 APIデータに関する権利は、契約ユーザー、本人その他の正当な権利者に留保され、本APIの利用により他の者に移転するものではありません。
第14条(本APIの変更、一時停止及び提供終了)
1 当社は、機能改善、品質向上、セキュリティ向上、法令対応等の合理的な必要がある場合、本APIの内容、仕様、提供条件、利用方法または利用制限を変更できます。契約条件の変更には、第3条第3項も適用します。
2 既存の連携システムに重大な影響を及ぼす変更または後方互換性を失わせる変更は、緊急のセキュリティ対応その他やむを得ない場合を除き、原則として変更日の60日前までに、契約ユーザーへ変更内容及び変更日を通知します。
3 特定のバージョンの提供を恒久的に終了する場合は、原則として終了日の90日前までに契約ユーザーへ通知します。
4 本APIの全部を恒久的に終了する場合は、原則として終了日の6か月前までに契約ユーザーへ通知します。
5 当社は、保守、点検、更新等の運用上の必要がある場合、原則として契約ユーザーへ事前に通知した上で、本APIの全部または一部を一時停止できます。
6 セキュリティ上の緊急事態、重大な障害、不正アクセス、サイバー攻撃、法令または行政機関等の命令、通信回線または外部サービスの停止、災害等により事前通知が困難な場合、当社は事前通知なく本APIを変更、一時停止または終了できます。この場合、合理的に可能な範囲で事後速やかに契約ユーザーへ通知します。
7 当社は、前各項の場合、合理的に可能な範囲で、移行方法、代替機能、移行期限、旧バージョンの提供期間等の情報を提供します。
8 本APIについて個別の利用料金が前払いされている場合に、当社の都合で本APIの全部を恒久的に終了したときは、未経過の利用期間に対応する本APIの利用料金を返還します。ただし、iDoors利用約款または個別の合意に別段の定めがある場合は、その定めによります。
9 本条に基づく措置に関する当社の契約ユーザーに対する責任は、第17条の定めによります。
第15条(連携システムの設計及び運用)
契約ユーザーは、本APIの一時的な利用不能、遅延、重複処理、仕様変更等のリスクを想定し、必要に応じて、タイムアウト、適切なリトライ、重複防止、入出力の検証、ログ及びデータの保全、代替処理、フェイルセーフ等の合理的な対策を講じるものとします。
第16条(API利用の停止及び利用権の終了等)
1 契約ユーザーが本規約または本APIの利用に適用されるiDoors利用約款、仕様書、秘密保持契約その他の合意に違反した場合、当社は、相当な期間を定めて是正を求め、是正されないときは、本APIの全部若しくは一部の利用停止、認証情報の失効若しくは無効化を行い、または契約ユーザーに権限変更等の必要な措置を求めることができます。
2 次のいずれかに該当し、緊急の措置が必要と当社が合理的に判断した場合は、事前通知または是正期間を設けず、前項の措置を行うことができます。
- 認証情報の漏えい、紛失、不正利用またはその具体的なおそれがある場合
- 不正アクセス、攻撃、権限外アクセス、認証回避、脆弱性の悪用等の重大なセキュリティ上の問題がある場合
- 本APIまたは本サービスに重大な負荷、障害または危険を生じさせている場合
- APIデータにアクセスする権限を有しないことが判明した場合
- 本APIの利用に関して提供された情報に重大な虚偽または不正がある場合
- 法令または行政機関若しくは司法機関の命令により必要となる場合
- 本サービスの利用契約が終了した場合
- 委託先について前各号に相当する事由がある場合、契約ユーザーが当該委託先の利用権限を取り消した場合、または利用継続が不適切と当社が合理的に判断した場合
- その他本APIまたは本サービスの安全、安定的な提供または第三者の権利保護のため、直ちに措置する必要がある場合
3 利用料金その他当社に対する債務の支払を怠った場合、当社は、相当な期間を定めて支払を催告し、当該期間内に支払がないときは、第1項の措置を行うことができます。
4 当社から措置を求められた契約ユーザーは、指定された期限までに、緊急の場合は直ちに実施するものとします。実施されない場合、当社は本APIの全部または一部の利用を停止できます。
5 当社は、法令上またはセキュリティ上支障がある場合を除き、措置の理由及び利用再開に必要な条件を通知します。
6 停止原因が解消され、安全性及び権限等を確認した場合、当社は利用再開または認証情報の再発行等を合理的に検討します。
7 契約ユーザーの責めに帰すべき事由による停止期間中も、既に成立している利用料金等の支払義務は免除されません。
8 当社は、第1項の是正要求後も違反が是正されない場合、契約ユーザーに通知して本APIの利用権の全部または一部を終了させることができます。重大な違反、不正利用、権限外アクセス、iDoors利用約款第20条第2項各号若しくは同約款第28条に定める事由その他利用継続が困難な重大な事由がある場合は、催告を要せず終了させることができます。
9 本条に基づく措置に関する当社の契約ユーザーに対する責任は、第17条の定めによります。
第17条(責任に関する特則)
1 本APIの利用または利用不能に関する当社の契約ユーザーに対する保証及び損害賠償責任は、iDoors利用約款第27条(免責事項及び責任制限)の定めによります。
2 契約ユーザーは、自己の責任と費用で連携システムを開発、設定、運用、保守及び管理するものとします。自らまたは委託先を通じて開発、設定、運用または管理する連携システムの不具合、設定不備、セキュリティ上の欠陥、API仕様書への不適合等の契約ユーザーの責めに帰すべき事由により損害が生じた場合、その責めに帰すべき範囲で責任を負うものとします。
3 契約ユーザーは、本規約違反、権限のないAPIデータの利用、連携システムの不具合等の自己の責めに帰すべき事由により第三者との間で紛争が生じた場合、自己の費用と責任で解決し、当社に生じた損害、損失または合理的な費用を賠償するものとします。
4 当社及び契約ユーザー双方の帰責事由が競合して損害が生じた場合、各当事者は、その割合に応じて責任を負うものとします。
第18条(秘密保持)
1 契約ユーザーは、API仕様書、秘密性を有する認証情報、セキュリティに関する情報、APIデータその他本APIに関連して知り得た非公知の営業上、技術上または業務上の情報(以下「秘密情報」といいます)を、善良な管理者の注意をもって管理し、目的外に使用し、または当社若しくは正当な権利者の事前承諾なく第三者に開示若しくは漏えいしてはなりません。APIデータの利用には第10条及び第20条第2項を適用します。その他の秘密情報は、本API利用目的の範囲で使用できます。第7条に従う委託先への必要な開示は認められますが、資料の閲覧、参照及び複製等には第13条第3項を適用します。
2 前項は、契約ユーザーが次のいずれかに該当すると証明できる情報には適用しません。
- 開示時に公知であった情報
- 開示後に契約ユーザーの責めに帰すべき事由によらず公知となった情報
- 開示前から適法に保有していた情報
- 正当な権限を有する第三者から秘密保持義務なく適法に取得した情報
- 秘密情報を使用せず独自に開発した情報
3 法令、裁判所または行政機関の命令に基づく開示には当社の承諾を要しません。契約ユーザーは、法令上許される範囲で事前に、事前通知が困難なときは事後速やかに当社へ通知し、必要最小限の範囲で開示するものとします。
4 契約ユーザーは、当社または正当な権利者から、当該請求者が返還または削除を求める正当な権限を有する秘密情報について請求を受けた場合、返還または復元困難な方法で削除し、その完了を証明するものとします。ただし、法令上保存を要する情報及び本規約に従い適法に保有または利用できるAPIデータを除きます。保有を継続する情報には、引き続き必要な管理を行うものとします。
5 本条の義務は、本APIの利用終了または本サービスの利用契約終了後も、当該情報が適法に公知となるまで存続します。
6 当社と契約ユーザーとの秘密保持契約に本条と異なる定めがある場合、秘密情報の取扱いについては当該秘密保持契約を優先します。
第19条(本APIの利用期間及び終了)
1 本APIは、本サービスに係る利用契約が有効に存続する期間中、本規約及び所定の提供条件に従い利用できます。利用期間が別途定められている場合は、当該期間内に限ります。
2 契約ユーザーは、当社所定の方法により、本サービスの利用を継続したまま本APIの利用のみを終了できます。有料オプション等の解約及び料金精算は、第8条に定める条件に従うものとし、API通信の停止または認証情報の削除のみで当然に解約となるものではありません。
3 本サービスの利用契約若しくは別途定めたAPIの利用期間が終了した場合、第14条により本APIの提供が恒久的に終了した場合、または第16条第8項の措置が行われた場合、本APIの利用権は当該終了または措置の対象範囲で終了します。第16条第8項により終了した利用権に基づく利用は、当社の承認なく再開できません。
4 本APIの利用終了、利用停止または利用権の終了は、それ自体をもって本サービスの利用契約を終了させるものではありません。本サービスの利用契約の終了は、iDoors利用約款の定めによります。
5 本APIの利用が終了した場合でも、当社は、第14条第8項、iDoors利用約款第23条第3項、個別の合意または法令に別段の定めがある場合を除き、既に受領した本APIに係る利用料金を返還しません。
第20条(本APIの利用終了後の措置)
1 第19条第2項による利用終了または同条第3項による利用権の終了があった場合、契約ユーザーは、直ちに対象となる本APIの利用を停止し、委託先にも停止させるものとします。また、当該利用に係る認証情報を失効、無効化、削除若しくは破棄し、またはAPI利用権限を変更する等、終了対象のAPIを利用できない状態にするものとします。当社も必要な失効等の措置を行い、または契約ユーザーに求めることができます。
2 本APIの利用終了後も、適法に取得したAPIデータは、法令、本規約、iDoors利用約款、本人に通知若しくは公表した利用目的その他当該APIデータに適用される条件に従い、自己の業務上または私的な利用に必要な範囲及び期間で保有及び利用できます。不要となった場合は適切に削除するものとします。第三者提供、国外取扱い、AI学習その他第10条第3項第1号から第6号に該当する取扱いは、利用終了後も同項に従うものとします。本項は、当社に終了後のAPI提供またはAPIデータの保存を義務付けるものではありません。
3 契約ユーザーは、当社の請求に応じ、第1項の措置の完了を書面または電磁的方法により証明するものとします。
4 本APIの利用、利用権または本サービスの利用契約が終了した後も、未払料金、安全管理、データの取扱い、知的財産権、責任及び秘密保持等、その性質上存続すべき本規約及びiDoors利用約款の定めは有効に存続するものとします。
2026年10月1日 制定、施行